今をちゃんと考えているからこそ、今に悩む
今回は、今を真剣に生きている大学生(僕の教え子)2人から
進路の相談を受けた話と
僕がアドバイスをしたことを書こうと思います
「当時はそこまで考えていなかった」
「当時はそこまで考えていなかった」
2人が共通して僕に言った言葉でした
今の環境がどうしても自分に合わずに
- 充実感が得られない
- 打ち込むことができない
- 時間を浪費している気がする
- 学びたいことが学べない
- やりたいことにもっと時間を使いたい
こんな悩みを抱えているようです
資格がとれるから…
「資格がとれるから…」
今までの生活に関連のある分野だけれど、興味のある分野ではない
でも、将来的に資格を持っていると有利になるだろう
教え子の1人はこういった理由で、今の学校を選んだようです
ところが、学校が始まってからすぐに違和感を感じ始め、3ヶ月目にして
と感じるようになったそうです
どんな環境でも、そんなに大きな差ではないと思っていた
「今の環境に進んでも、自分がどうするかだから大差ないと思っていた」
行きたいと思っていた環境ではないけれど、志望する学科だった
だから、自分がどう過ごすかだと思っていた
もう1人の子は、こう思って今の学校へ進学したようです
ところが、学びたいと思っていた分野の講義が自分と合わなかったようで
と感じるようになったそうです
常識が足取りを重くする
「このまま過ごすのは何か違う、できることなら環境を変えたい」
どんなことをしてみたいの?と尋ねると
2人とも挑戦してみたいことが決まっていました
しかし
こういったところで引っかかってしまっていたようです
「普通は○○」という言葉が作り出す
「常識」が彼らの足取りを重くしていたようです
2つのアドバイス
僕が彼らに伝えたことは2つ
常に選択 / 行動できる
1つ目に伝えたことは「常に選択 / 行動できる」ということ
- 今の学校に通いながら、やりたいことを並行することができる
- 編入することもできる
- 通い直すこともできる
- 現状のまま進み続けてみることだってできる
- もちろんやめることだってできる
自分が「こうしよう」と決めたのであれば
その選択 / 行動に優劣は存在しない
まずは、自分で常に選択 / 行動できることを知ろう
リスクとリスク許容度を確認する
なんて無鉄砲なことを言って焚きつけるのは
ただの無責任な人ですね笑
ですので、2つ目に「リスクとリスク許容度を確認する」ということを伝えました
- お金
- 親
- 心
上記3つはリスクに絡んでくる内容でしょうから
それぞれについて、どんなリスクがあって / どこまでリスクを取れるのかを確認する必要があります
(親の場合は、親との相談になりますね)
「自分で判断する」ことの大切さ
話の最後に、僕は彼らに必ず守ってほしいことを伝えました
それは
です
○○に言われたから
といって道を進んでしまうと、後悔に繋がりかねません
失敗も間違いも全て経験として糧になるように
自分で判断して行うことは大切ですね
相談する・される
2人から相談を受けて思ったのは
2人ともなんて勇気があるんだろう
ということでした
「普通○○」から外れていると感じていることを
他人と共有するのは、それ自体に勇気がいる行動です
それでも「話してみよう」と思い、僕に連絡をしてきたこと(1年半振りですよ⁉️)
0→1を踏み出せていることに尊敬の念を抱きました✨
そして僕自身、彼らにとって相談ができる存在であれたことを嬉しく思いました☺️
2人は今、少しずつ動き出せているようです
1人は親に自分の思いを全てぶつけて話し合った
1人はSNSで同じ志を持つ人たちと繋がった
2人とも本当にすごい!
先生も負けてられないですな
【最後に】進路に悩む人は多いはず
今回の記事を書いたのは
同じように進路に悩む人は多い(学生に限らず)のではと思ったからです
僕は学生の頃から数えると17年、人と対話する仕事をして
約1000人の子どもや親と接してきました
今回相談をしてきた彼らのように
今の進路に悩む人がいて
少しでもそういう人の役に立てたらな、なんて思っています